英語教材の選び方
私は英会話教室や塾には一切行かずに、ひとつだけ英語の教材を買って勉強してそこそこ話せるようになりました。
自分で言うのもなんですが、一応スピーチコンテストでも「英語の発音」の項目はいちばんいい点がついていました(^^;)
これから本格的に英語を学ぼうとしている人には、やはりひとつは絶対に必要だと思います。
ネイテイブに通用する英語を話すには、自分流の発音や意味不明なイントネーションがあってはいけません。
そのために正確・正統な発音を学ぶことはとても大切なわけですが、教材は「話し方を学ぶために」つくられているので、正確で丁寧な話し方で録音されています。
教材は、自分ひとりで勉強しているうちに、ややもすると違う方向へ突っ走ってしまうのを矯正してくれます。
これがないとネイティブには通じない変な英語を身につけてしまうかもしれませんし、そうなると修正するのも大変です。
私が買った英語教材はカセット(当時はまだカセットが生きていた)・CD・テキスト・和訳のセットでした。
3つの物語から成る教材で、テキストの量はぜんぶで100冊くらいあるんです。
そしてそのテキストを、俳優が聞きやすい声と速さと話し方で読んだものが、CD・カセットに録音されています。
値段はぜんぶで30万円と少ししました。
結構な出費だったけど、英会話教室に通ったってそれぐらいかかりますし、英語教材はいつまでも手元に残るから、好きなときに好きなだけ聞けるのもメリットかなと思います。
もちろん教室は教室で、生の英語を聞けたり、分からないことを質問したりできるメリットがありますけど・・・・・。
さてここで、私が考える教材選びのポイントをあげてみたいと思います。
1.質と価格につりあいがとれているか。
教材の紹介をよく読み、必要なら電話で問い合わせて、価格と内容に納得できるようであれば候補に入れる。
ちなみに現在の教材価格の相場は2−3万円といわれている。
2.じぶんの目標とあっているか。
英語を話せるようになりたいのに、「英検に必ず受かる」教材を買っても意味がない。
やはり自分の目標とぴったりあった教材を買うほうが、最短距離で目標を達成できる。
3.自分の性格や生活にあっているか。
いま、家で机に向かう時間がほとんどないのなら、場所を問わずイヤホンなどで聞きながら勉強できるタイプのものがいいかもしれない。せっかくお金と時間をつかって目標を追うのだから、楽しみながら続けられるタイプのものかどうかしっかり考えるべき。
4.無料お試し期間やサンプルを利用する
多くの教材には無料お試しがついていたり、サンプルがついていたりする。
いくら紹介を見ても説明を聞いても、実際自分で使ってみないことには100%自分に合うかどうかなんて分からない。
とにかく大切なのは、「楽しんで続けられるかどうか」です。
英語は毎日の積み重ねがなければ、少しずつ覚えていかなければ、絶対に話せるようにはなりません。
そこを押さえて選ぶことが大切です。